「将来は会社を出て起業したい!でも、起業するために必要なものって何なんだろうか。」
とお悩みではありませんか?
やりたいことがある、自立して生きていきたい。
そのような理由でベンチャー起業したいと考えている方なら、起業家になるには何が必要なのか知りたいですよね。もちろん、能力やきちんとして事業計画は起業するために重要です。しかし、同じくらい重要であるのが、「想い」や「人間性」なのです。
そこで、起業するには必要となるマインドを3つのポイントに分けてご説明します。
プロの投資家は、その会社が作り出そうとしている世界、すなわち事業の使命を重視しています。投資家として、事業が儲かるかどうかというのはもちろん重要ですが、それ以前にその事業がどのような社会的な価値を持つのかということを気にかけています。
投資家にとってみれば、事業の使命を見ることは自分のお金がどう使われるかを見ることです。投資家が事業・会社の理念を重視する傾向を示すように、近年は反社会的な活動を行っている企業はどんなに利益を上げていても社会から排除されることが多いのです。
経営理念や事業計画を語るときに重要なのは情熱を持つことです。プロの投資家は、熱い思いや高い志を持って事業を立ち上げる起業家を望んでいます。
そのため、事業の使命を考えるときには単なる言葉遊びで飾りたてていても投資家に見抜かれてしまうので、代表者としての強い思いを込めなければなりません。事業のなかで困難に立ちはだかったとき、責任と勇気をもって事業に臨めるかを量るために熱意を求めているのです。
プロの投資家は、事業プラン以前に経営者自身を見ています。それは、ベンチャー企業が成功するかどうかの要因は9割以上社長にあると考えられているからです。
どんな事業でも、理念や事業概要が生まれるに至った経緯が不鮮明であったり、一人よがりだったり、そもそも社長がビジネスに関係なく信用に足る人間でなかったりすると投資家は投資したいと思いません。そのため、投資家の信頼を勝ち得ることが大切なのです。
このように、起業するにあたっては精神的な部分も大きな成功要因になってきます。起業がうまくいくためには、実現可能性や収益性などの事業計画そのものだけではなく、メンタリティもぜひもう一度重要視してみてください。