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会社経営

幹部が育たないとお困りの社長様必見!その解決策は理念経営にあり

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塩谷宣弘
この記事の監修者
Actvision税理士事務所
塩谷 宣弘 ( しおたに のぶひろ )
1981年11月生まれ、大阪府豊能郡在住。大学卒業後、「KPMG税理士法人」に勤務し、その後父親の事務所である「税理士法人SHIOTANI KAIKEI」の代表社員として所属。2014年8月に「Actvision税理士事務所」として開業。

会社の幹部として活躍する人材を育てようとすると、その難しさを感じて困ったことはないでしょうか。与えられたタスクをこなせる一般的な社員とは異なり、右腕として事業を任せられるような幹部を育成するためには、どのような方法を取ればいいのか知っておきたいところです。
ここでは、幹部がなかなか育たない理由や幹部育成のポイントに加え、幹部を育てるために理念経営が重要な理由などについて解説しています。理念経営を身に付けるための方法についても紹介していますので、幹部育成や人材育成でお困りの社長様は参考としてお役立てください。

目 次 arrow

幹部がなかなか育たない理由は?

会社で幹部育成がなかなかうまくいかない理由として、以下のような点が挙げられます。

幹部の育成計画や達成目標が定まっていない

会社で幹部を育成するためには、将来的な目標設定や育成計画など、幹部として成長するために必要な教育体制の作成が欠かせません。しっかりとビジョンを描いて育成計画を立てる必要があるにも関わらず、日々の業務で忙しい中小企業においては、こうしたベースとなる部分の体制が整っていないことが多いのです。
与えられた業務に対応する一般的な社員に対する教育でさえ、満足な仕組みができていないことも少なくないでしょう。
優秀な人材を育てるのは、重要なポストに近づくほど難易度が高くなります。社長の右腕としてサポートしてくれるような幹部を育成したいなら、目標設定や計画の策定は必須であると考えた方がよいでしょう。

リーダーと幹部の違いが明確になっていない

幹部育成というと、人を導いて束ねるリーダー職を育成するようなイメージを持ってしまいがちです。しかし、幹部にとって重要なのは社長を補佐するサポート的な役割で、会社全体を俯瞰して見る力や、経営管理などに関する知識が求められます。
社長のサポートとして会社のマネジメントを行うのが幹部であり、達成目標に向かって切り込んでいき、周囲を鼓舞して結果を出すのがリーダー職である、という違いを理解することが大切です。
会社の理念や社長の性質によっては、幹部にもリーダー的な素養が多く求められる場合もあるでしょう。その場合でも、サポート力やマネジメント能力、経営へのコミットメントは幹部育成において必須となります。

いきなり幹部育成をしようとする

幹部として活躍する予定の人材は、一般的な社員からリーダー職を経て、幹部候補となるのが一般的です。まずはリーダーとしての育成を行い、社内である程度の経験を積んでから幹部としての教育を受ける、という流れで育成するようにしましょう。
優秀な人材だからといって短期間に高度な要求をし続けると、せっかくの芽を潰してしまう結果になりかねません。周囲との調整も計りつつ、中長期に幹部育成を行うことが大切です。

幹部を育成する際のポイント

幹部を育成する際に重要なポイントとしては
・経営側の視点を持つ意識づけ
・リーダーとの違いを認識する
・事業におけるマネジメントを任せる
・長期的な育成計画を作成する
などが挙げられます。
また、上記で挙げたポイントはすべて経営理念をベースに決めることが重要です。幹部育成における理念経営の重要性について、以下でさらに詳しく見ていきましょう。

幹部育成に理念経営が重要な理由とおすすめの方法

幹部育成を成功させるためには、理念経営がしっかりとできていることが前提となります。幹部育成において理念経営が重要な理由は以下の通りです。

理念経営の実現がそのまま幹部育成に繋がる

幹部育成では「なぜ会社は存在するのか」「この事業はどうして必要なのか」といった概念的な部分での共有がとても重要です。社長の思いが反映された理念を理解して共感し、その上で社内へ浸透させたり、経営戦略として数値を読み解き、短期や中期から長期までの事業計画を作成したりといったサポートを行うことが目標となります。
こうした流れは正に理念経営の軸となる部分で、理念経営がしっかりとできていれば、幹部育成の仕組みについても悩む必要はないでしょう。
会社のビジョンを具体的に伝えられるよう明文化し、それを土台にしてマネジメントを行うことで、営業活動から組織づくり、採用や人材育成に至るまで、浸透した理念に基づいて進めることができるからです。

経営者と幹部、リーダーと社員間の信頼関係が構築されやすい

理念経営では、会社や事業の存在意義を明確にすることで、明るい将来のためになると信じて事業拡大に携わることが可能となります。
こうした気持ちで働くと、幹部と経営者、リーダーと社員といった関係性の中でも、信頼関係が構築されやすくなるのです。
同じ方向を見て、一枚岩となって目標を達成することが会社のミッションとなるため、組織の絆も強固になります。強固な一枚岩の組織はマネジメントもしやすく、会社のビジョンも共有しやすいという良い循環が生まれるでしょう。

理念経営を実現するならこれ!Actvision Consulting株式会社の3つのサービス

会社経営や幹部育成においてメリットの多い理念経営を実現させたいなら、専門家のアドバイスを受けるか、講義などへ参加して理念経営のベースを学ぶことをおすすめします。税理士法人母体のコンサルティング会社「Actvision Consulting」が運営している経営相談や研修、経営計画作成プロジェクトなどのサービス概要について以下にご紹介しましょう。

・無料で経営相談ができるサービス:1on1経営診断
「想定よりも利益が出ない」「事業がなかなか成長してくれない」といった悩みは、会社によって何が原因となっているか異なるものです。同業他社の経営者へ相談しても有益なアドバイスが得られない場合も多く、そもそも相談できる人がいない、という社長様も少なくないでしょう。
Actvisionの1on1経営診断では、1人で抱えて来た経営上の悩みについて、専門家が丁寧に対応しています。
資金繰りや利益の出し方、といった具体的な提案はもちろん「自分のやりたい事業にするにはどうすればいいのか」「社員と熱い思いを共有する方法が知りたい」といった相談内容も歓迎しています。
既存の顧問税理士がいる場合でも、事前にお知らせいただければ、セカンドオピニオンの視点でアドバイスや相談に応じることが可能です。研修やその他サービスの入り口として、Activision税理士法人の無料経営相談をぜひ利用ください。

1on1経営診断はこちら

・経営者向け研修サービス:経営すごい塾!
理念経営が身に付く経営塾は、効率的に経営を学び、会社や人材の成長に役立てるツールとしておすすめです。しかし、平日の昼間に拘束される日程で開催されている場合も多く、参加したいと思ってもなかなか時間が取れないケースも少なくありません。
経営者向けの研修サービス「経営すごい塾!」では、平日の午後18時から開催され、全9回中単体で気になる講座だけの受講も可能となっています。
自社の強みを活かした事業戦略の立て方やPDCAの回し方、人材育成のノウハウなど、すぐに使える知識が身に付くおすすめの経営塾です。

経営すごい塾!はこちら

・経営計画作成サービス:MOON PROJECT
全2回の講座で、理念経営に必要な経営計画書やガントチャート、経営理念などが作成できるプロジェクトです。満員御礼になることも多い人気サービスのため、資料請求やお問合せはお早めの申込がおすすめです。

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まとめ

会社で幹部がなかなか育たない原因としては、無計画に幹部を育成しようとしている、優秀な人材に高度な要求ばかりを続けてしまう、リーダーと幹部の違いが明確になっていないといった点が挙げられます。こうした原因は、理念経営を実現することで解消されます。中長期の視点を持って理念経営を続けることで、幹部育成のノウハウも培われるようになってくるでしょう。

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