大阪創業融資手引

社長の夢と従業員の幸せを実現

社長の夢と従業員の幸せを実現

大阪創業融資手引
会社経営

社長のための経営における優先順位の決め方

twitter facebook googleplus line
塩谷宣弘
この記事の監修者
Actvision税理士事務所
塩谷 宣弘 ( しおたに のぶひろ )
1981年11月生まれ、大阪府豊能郡在住。大学卒業後、「KPMG税理士法人」に勤務し、その後父親の事務所である「税理士法人SHIOTANI KAIKEI」の代表社員として所属。2014年8月に「Actvision税理士事務所」として開業。

社長は会社の代表者であり、会社の方向を示し、社員の先頭に立って会社を引っ張る存在です。そして、社長は会社の最高責任者であり、社内においては会社の運営や事業に関連する事柄の最終的な決定権を持っています。
人材や資金に限りがある中小企業では、全ての課題に、均等に時間や資金、人材を費やして課題解決に向けて取り組めるわけではありません。社長が経営者の判断として決定すべきことの一つは、取り組むべき経営課題の優先順位付けです。
そこで今回は、社長が知っておきたい経営における優先順位の決め方についてご説明します。

目 次 arrow

なぜ優先順位を決める必要があるのか

なぜ経営においては優先順位を決めることが大切になるのでしょうか。まずは、優先順位を考える必要性を考えてみましょう。

限られた時間で最大の成果を出すため

社長として日々業務に携わる中で、やらなければならないことや取り組むべき経営課題は山ほどあるでしょう。やるべき業務や、やるべき課題にすぐ取り組める状況であれば、手あたり次第、できるものから取り組んでも問題はないかもしれません。しかしながら、時間は有限であり、仕事の量が増えれば、一つひとつの仕事にかけられる時間は少なくなってしまいます。時間をかけることが仕事のクオリティと必ずしも連動するわけではありませんが、中には時間がないばかりに取り組めなかったものや、時間不足で十分に考えられなかった業務も出てくるかもしれません。
限られた時間の中で、会社として最大の成果を出すためには、成果を上げるために重要な課題から取り組む必要があるのです。優先順位をつけずに、課題に取り組んでいけば、成果にあまり関係のない課題は解決できても、成果に大きく関係する課題に取り組む時間を確保できなかったという問題が生じる可能性もあります。
優先順位をつけることは、有限の時間の中で最大の成果を出すために大切なことなのです。
また、社長の業務は、経営方針や経営戦略の決定や資金繰りの確認など多岐にわたります。しかし、中小企業の社長の場合は、従業員の数もそれほど多くないことから、社長が多くの業務を抱えているケースがあります。そのような場合、社長の業務の優先順位をつけないと重要な業

切り捨てねばならない課題・業務を明確にするため

多くの経営課題がある場合でも、全ての課題に取り組めるだけの十分な人材と十分な資金がなければ、全ての課題が中途半端に終わってしまう可能性があります。そのため、優先順位付けの作業はやるべき重要な課題を選び、見捨てなければならない課題を取捨選択する行為でもあるのです。
企業規模の小さな会社であればあるほど、限られた人材、限られた資金を分散させるよりも重要な課題、喫緊の課題に集中させた方が、良い結果を得られる可能性は高くなるでしょう。

経営における優先順位の決め方とは

経営課題の優先順位の決め方にはさまざまな方法があり、企業の状況や規模によっても最適な方法は異なりますが、優先順位を決める際に役立つポイントをいくつかご紹介します。

緊急度と重要度に軸を置いて優先順位を決める

最も取り組むべき優先順位の高い課題は、緊急度も重要度も高い課題です。例えば資金繰りに苦慮している状況では、資金調達は最も優先して取り組むべき課題でしょう。次に取り組むべき課題は、緊急ではないものの、重要度の高い課題です。具体的には、将来を担う人材の育成や商品開発などが挙げられます。次に緊急度は高いけれど重要度は低い課題、緊急度も重要度も低い課題と続きます。
課題を書き出し、4つのグループに分けることで優先順位を決めていきましょう。

成果を上げやすいものや将来性の観点から優先順位を決める

時間をかけて頑張っても、得られる利益はわずかな事業と労力をそれほどかけなくてもある程度の利益を上げられる事業であれば、より効率良く成果を上げられる事業を優先すべきです。短期間で成果を上げるべき事情がある場合には、生産効率を重視して優先順位を決めましょう。
しかし、現在の収益にそれほど問題がなく、中長期的な視野における課題を解決したい場合には、効率だけを重視して優先順位を決めてはいけないケースもあります。今は成果を上げにくくても、将来的に会社の軸に成長する可能性の高い業務であれば、しっかりと計画を立てたうえで、優先的に取り組むべきでしょう。

優先順位が決まったら人材や時間、資金の配分を考える

取り組むべき課題の優先順位が決定したら、どの課題にどれくらいの人材や資金を配分し、どのくらいの時間をかけて取り組むかを決めましょう。企業規模によっては、全員で一つの課題に取り組まなければならないケースもあるかもしれません。いずれの場合であっても、一つの課題を解決するまで又は目標を達成するまでだらだらと時間をかけるのではなく、課題解決や目標達成のための計画を立て、時間を決めて取り組むことが大切です。

社長のための経営サポートサービスを紹介

経営における優先順位を決める必要性を実感していても、経営者として課題を選択することが難しいシーンもあるでしょう。Actvision税理士法人では、そのような経営者様の悩みを解決するお手伝いをしたいと考え、次の3つのサービスを提供しています。

・無料経営相談

Actvision Consulting株式会社のコンサルタントが45分間、経営に関する悩みをお伺いしたうえで、適切なアドバイスをさせていただくサービスです。経営課題の優先順位付けのお悩みにも対応させていただきます。対面での面談はもちろん、Zoomを活用したオンライン面談も可能です。
経営者として判断に悩むようなことがございましたら、どうぞお早めにご相談ください。
無料経営相談の詳細については、以下をご覧ください。

1on1経営診断はこちら

・満足度90%超の経営者コミュニティ「経営すごい塾!」

「経営すごい塾!」はご参加いただいた経営者の9割以上にご満足いただいている経営者様のための研修プログラムです。日本トップの中小企業向けコンサルティング会社「船井総研」主催の勉強会において、会計事務所部門のMVPを獲得した講師が講義を行います。経営について学びたい、業績アップをする経営管理の仕組みを知りたいといった方におすすめの内容となっています。ブレない経営を目指したいのであれば、ぜひご参加ください。
「経営すごい塾!」の詳細については、以下をご覧ください。

経営すごい塾!はこちら

・経営計画作成サービス「MOON PROJECT」

「MOON PROJECT」は会社経営に悩む経営者様のための2日間の経営計画作成プログラムです。何から対処すべきなのか、優先順位の決定方法を知りたい、将来設計を明確にしたいというお悩みをお持ちお方におすすめです。
「MOON PROJECT」の詳細については、以下をご覧ください。

MOON PROJECTはこちら

まとめ

経営において優先順位をつけることの重要性と優先順位の決め方についてご紹介しました。社長にはさまざまな業務がありますが、最も重要な業務の一つが経営における優先順位を決定することです。たとえ多くの経営課題があったとしても、その全ての解決を目指す場合、いくら時間と予算があったとしても、いつまでも解決できない可能性があります。企業を経営していくうえでは、対応すべき課題の優先順位を明確に定め、重要で緊急性の高いものから順に対応していかなければなりません。また、場合によっては将来性も鑑みたうえで優先順位を決定しなければならないこともあるでしょう。
経営における優先順位の決め方について、ご不安がございましたらどうぞ税理士法人Actvisionにご相談ください。経営者様のお力になれるよう、無料相談や研修プログラムを通して、サポートさせていただきます。

創業融資に特化した専門家があなたをサポートします!

〜 創業融資調達率が95%で豊富な実績あり 〜

当事務所は、開業から現在まで多くの融資手続きに携わってきました。
どこの税理士事務所よりも取引が多いことが強みです。

実績 今すぐ無料で相談
facebook line twitter bookmark
facebook
line
twitter
bookmark
キーワードこの記事に関連するキーワード
いくらまでお金借りられる? 創業融資に役立つ情報特集
創業融資相談ナビ
創業融資調達の実績が多数!
調達総額6.7億円

中小企業庁が認める認定支援機関の専門家があなたをサポート!

当事務所は、開業から現在まで多くの融資手続きに携わってきました。
どこの税理士事務所よりも取引が多いことが強みです。

[ 受付時間 ] 10時〜20時 (土日祝対応)

中小企業庁が認める認定支援機関の
専門家があなたをサポートします!

融資実績700件以上
独立をするための資金が必要だ・低金利で融資を受けたい・多額の資金の借り入れをしたい
と言う方は、まずは、無料相談ダイヤルへ お気軽にご相談ください。
今すぐ無料で相談する
今すぐ無料診断
PAGE TOP